『たべるとくらしを研究する日々』
たべるとくらしの研究所 所長 安齋 伸也さん

日差しのこぼれる庭の木々、蔦がからまる古民家に「たべるとくらしの研究所」はあります。研究所という名前から想像できないような、懐かしい家に遊びにきたようなお店です。

カフェではジュースやデザート、ジャムや、豆や酵母を使った発酵食品など、体をつくる食べ物、食べることの智恵を伝える食品、食べること、暮らすことの中に楽しさを生む加工食品を製造、販売をしています。カフェに併設したギャラリーでは、衣服、陶器、暮らしまわりの雑貨や日用品、古道具の展示販売も。また、作家さんやアーティストをお招きしての作品展示やライブ、イベントなども開催しています。

所長の安齋さんは福島出身。今回の東北の震災で札幌に家族と移り住んできました。安全で当たりまえの食べ物をつないでいくこと、目の前にある穏やかな暮らしを守ることの難しさは、福島を含む東北・被災地だけに降り掛かった問題ではなく、もはやこの世界に生きるわたしたち全員に課せられた大きな宿題であると感じているそうです。どこにいても、安全が保障された食生活や暮らし・生き方は難しくなり、そのような現実があるということを認めたうえで、では、わたしたちの「たべるとくらし」をどう作っていくか。たべるとくらしの研究所は、その答えを見つけるべく多くの人と、共に考えていく場所にしてゆきたいと考えているとのこと。

「でも、好きだから自然とこういう形になったんだよね」と白衣をまとった安齋所長は、ほんわかした口調で語り続けます。他にも酵母や菌の話なども面白く、わかりやすくお話していただきました。このお店はやはり「カフェ」ではなく「研究所」という名前がふさわしい!


・自家製レモンカード ¥600 (写真右)



「たべるとくらしの研究所」(カフェ&雑貨)
●住所/札幌市中央区南9条西11丁目3-12
●OPEN/11:00〜17:00 (水曜日〜土曜日)
たべるとくらしの研究所サイト/http://www.taberutokurashi.com/


★Back Numberはこちらからご覧いただけます。
★Recommend Back Number
2011.3 2011.4 2011.5 2011.6 2011.7 2011.8 2011.9 2011.10 2011.11 2011.12 2012.1 2012.2 2012.3 2012.4
Copyright (c) FIL Sapporo. All Rights Reserved.