たとえ新しいものを作り出したとしても、

現時点の思考を「かたち」にしたに過ぎない。
「記録」をした、ということ。
つまり、それは新しくない、ということ

作り出したものは殆ど「記憶」で構成されている。
その記憶の記録を元に、
この世にないものをまた新たに具現化しようとする。
その度に時空の不思議さを味わう。

そして記憶はいつも、
光の状態と結ばれている。
白いカーテンがふわりと揺れた。




「風が吹くとき」2011年
木製パネル、油彩、金箔、ペン


蒲原みどり/北海道生まれ。
記憶と夢、自然や生き物をモチーフにした絵画制作やブックデザインなどを行う。
「五十嵐淳/状態の構築」(TOTO出版)ブックデザイン
「北海道のバラづくり/工藤敏博」(北海道新聞社出版)ブックデザイン
札幌国際短編映画祭SAPPORO SHORT FEST 2007 ビジュアルイラスト制作、他。
http://www.midorikambara.com



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