アウトサイダーアートというもの定義とは

「既存の美術制度の外部にあって、
しかも自らの行為をアートと認識することのない者によって営まれる美術活動、
もしくはその活動の結果生まれた作品の総称。
美術教育を受けていない独学者や子ども、精神病者らの作品が含まれる…」となるようです。

「びょういんあーとぷろじぇくと」は
2008年より札幌ライラック病院ロビーにおいて、
養護関連施設の皆さんの作品を展示する企画で今回で5回目になります。
この展覧会は一般的にいうとアウトサイダーアートということになるのでしょうか。

ヨーロッパなどでは、受刑者の精神的ケアに展覧会を鑑賞させる試みなどもあります。
日本では必要なところに必要なものがあるのでしょうか。

病院に展示することに意義のある展示、制作そのものが誰かを癒したり、
勇気付けたりするひとつの営みになりえるものを必要とされている病院ロビーにおいて
展示することを試みています。

「びょういんあーとぷろじぇくと」は
上記の定義に当てはまる部分も多くありますが、
アウトサイダーアートというカテゴライズをはずして病院に展示することで、
アートとケア、アートと医療、それぞれの接点を探る取り組みです。



びょういんあーとぷろじぇくと「明日は晴れ」展

●会期/2011年12月19日(月)〜2012年3月31日(土)
●時間/12:00〜18:00
●会場/札幌ライラック病院ロビー(札幌市豊平区豊平6条西8丁目2-18)
●入場料/無料

札幌ライラック病院サイト/http://www.lilac.or.jp




猪狩紀江(ギャラリーAMICAオーナー)

琴似でギャラリーアミカを運営しながら
抽象画家、日野間尋子氏と「びょういんあーとぷろじぇくと」を企画。
AMICAサイト/http://2002amica.com/default.aspx


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