1 札幌(北海道)に住むようになったきっかけを教えてください。
2 札幌の良いところ、好きなところは?
3 札幌のあまり好きじゃないところ、変だと感じるところは?
4 日本で好きな、または尊敬している歴史上の人物を教えてください。
5 好きな日本の歌はありますか?
6 母国ではやったことがないけど、札幌に住むようになってやるようになったことはありますか?




シルベストレ・バルガスさん
ボリビア共和国出身

本国で音楽教師をした後、来日。ホテル勤務の傍ら、サルサダンス教室、スペイン語・英語教室を主宰。 リコーダー、フルート奏者として、またゴスペルシンガーとしても多くのステージやイベントに出演。 ボリビアや南米の文化を伝えるために精力的に活動中。千歳ラテンクラブ会長。32歳。http://www.vargas-latin-salsa.com/index.html


ボリビアで音楽、英語の教師をしていました。その学校の校長先生が大阪出身の日本人で、とてもいい人だったので日本に興味を持ち2005年に来ました。


南米にはない雪があるところ。特に雪まつりは感激で、「何これ?本当に雪で作っているの?」と驚きました。冬になったら半袖で外を歩くほど嬉しかった。 紅葉も南米では見たことがなかったので、円山、藻岩山の紅葉をみるのが楽しみです!


安い店も高い店も、親切でサービスが同じことにビックリしました。外国ではありえないですね。あと日本の車は優秀だから車検はしなくてもいいと思う。しかも10万円以上もかかるなんて・・・


歴史上ではないけど、EXILE! 声とダンスのバランスが素晴らしい。あの人数で踊りが揃っていることも凄いこと。外国に進出したらすぐに売れると思います。中でもATUSHIさんが好きで同じサングラス買いました!


「浜辺の歌」「ふるさと」「大地讃頌」「花」が好きです。ボリビアのサンタクルスには、九州や沖縄からの移民が多く、22歳の時にその方たちの前でこれらの歌をステージで歌いました。みなさんが涙を流して聴いていたのが忘れられません。音楽にはメロディー以外に、大切なメッセージが込められています。人々の歴史や思いを僕なりに気持ちを込めて歌いました。


お風呂に入るようになりました。ボリビアはシャワーだけです。温泉大好きで、道内30カ所は巡りましたよ。マグロ、サーモンなどの刺身も好きです。南米では生ものは一切食べません。




ギヨームさん
フランス出身

仕事: システム開発。年齢: 37歳。趣味: 絵描き、料理。


2001年の春に仕事で来ました。特に選んだわけではなく、たまたまでした。


中央区に住んでいながら、山が近いこと。車に乗りたくないけど自然が好きな人にとってはありがたいです。繁華街も同じぐらい近いこと。気軽に歩いて行って、そろそろ飽きたと思ったら、すぐ帰れること。


観光客向けの店、広告、イベント(雪祭り、よさこい祭り・・・)。昔、もしああいうのばかり見ていれば札幌に来ることはなかっただろうな、とつくづく思います。


尊敬するほど知っている人物はいません。原節子は歴史上の人物?(まだ生きていらっしゃいますよね・・・)


淡谷のり子の「別れのブルース」と、半分冗談で答えるつもりでしたけど、確認のためにYoutubeで久しぶりに聴いたら、本当に好きでした。理由は・・・(謎です。 歌は大して上手ではないですけど)


最近のことですけど、家庭菜園。ハーブとか、ミニトマトのような簡単なものではありますが、フランスでやったことはありませんでした。




趙瑩(ちょうえい)さん
中華人民共和国出身

年齢は28歳です。仕事は英語と中国語の教師です。趣味はゴルフ、映画、音楽、デザイン、ファッションです。


北海道大学に留学のためにきました。


北海道の人は優しくて環境も良いです。冬が大変ですが、他の季節がとてもいい感じです。夏は一番いい時期と思います。 札幌は東京より人が少ないので、車の運転や歩いて見る景色が気持ち良いです。他のところで食べられない食べ物も外国人にとっては魅力的なところです。 たとえば、タラバガニ、ボタンエビ、スープカレー。風景もきれいで、ショッピングも便利です。


市役所やデパートで英語ができない人がたくさんいるから、外国人にとっては不便だと思います。 他のアジアの国々ではほとんどの人は英語ができるから、札幌は国際的な都市のイメージが何か少し足りないです。


今の日本が好きです、歴史のものは興味がないです。


「手紙〜拝啓 十五の君へ〜」アンジェラ・アキ。これはとても感動的な歌詞です。愛情のことではないから、特別な内容です。


ゴルフです。札幌の夏は暑くないし、ゴルフ場もたくさんあります。中国で中古品は買ったことがないけど、札幌でよく中古品の店に行きます。




柳亜古(フリーライター)

「外国では見ず知らずの男性が当たり前のように、ドアを開けて待っていてくれるよね、あれってステキ!」「日本の男性も真似したらモテるのに」という、他愛のない会話から始まった当企画。 外国に行かなくても、視点を変えると見失っている良いところが見えてくるかもしれないですね。アンケートにご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。


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